審査が通りづらい

学生ローンで友人と一緒に借りに行き、同じ大学、同じアルバイト、他での借り入れなしという条件的には全く同じなのに、利用限度額に差がついたというお話しです。
これは私の友人で実際にあった話です。
トップページで、学生ローンは学校を重視すると書きましたが、どうもそれだけではない可能性もあるので、参考までに記事にしました。
 
上の例では、本人要件は全く同条件ですので、他に重要な審査基準があるはずです。
もしくは、融資担当者の判断ミス、融資担当者の判断基準の違いなどが考えられますが、その説はないという方向で推測すると、家族関係も審査基準にあるような気がします。
実家の住所も書かされるのは、万一行方不明になった時、他に連絡が取れるところという事で記載の必要があるという説明を聞いた事がありますが、果たしてそれだけなのでしょうか?
まぁ、所在不明の際の保険的な意味合いがあるのは事実だと思いますが、しかし利用枠に差が出る説明がつきません。
例えば、片親は審査の上で不利になるとかも考えましたが、友人のケースは両方とも片親ではあありませんでした。
親の職業も関係あんのか?そんな事も考えましたが、借りるのは親は関係ないわけで今一つ根拠に欠けます。
いろいろ調べましたが、借りにくい条件は確かに存在するようです。
借りにくい条件の人は、最初に申し込みをしたところで借りられなかった場合、他の学生ローンに申し込みをします。
ここでもダメだった場合、さらにもう1社申し込みます。
これを繰り返すうち、申し込みの形跡が記録として残ってしまう為、それが原因でさらに借りられなくなる・・といった具合です。
こういった事が枠が少ない方にあったのかどうかは、今となってはわかりません。
 
明らかとなっている基準
①他社の利用
②年収
③他で利用がある場合の返済実績
④学生証・免許証・保険証の全てが提出できる場合は優遇
⑤医学部・歯学部・薬学部は優遇
⑥実家に固定電話があると優遇
 
大手消費者金融P社社員の証言
私の友人で大手消費者金融「P」に勤務する者がいます。
その友人によると、他で借り入れがあった場合、返済実績が一目でわかるそうです。
長期延滞のいわゆるブラック情報は以前からわかるものでしたが、今では1日延滞でもわかってしまうそうです。
延滞が2~3日の場合は、審査にそれほど影響はしないという事ですが、以前では把握できなかった20日遅れなどのブラック情報以外の延滞も把握できるので、中期延滞が続いていると、審査に大きく影響するそうです。